身体が冷えないようにするには、どうすればいいのでしょうか。
まずは、身体を冷やすような飲み物や食べ物を避けるのは大前提です。
温かい飲み物・食べ物(具だくさんの味噌汁やスープなど)、
身体を内側から温める食材(生姜・黒ゴマ・味噌・納豆・サツマイモなど)を摂るようにしましょう。
そのうえで、日常生活の中で意識した方が良いことが、
●末端のマッサージをする
手足の指や耳をマッサージして、毛細血管に血液が届くようにしましょう。
●「首」「手首」「足首」をガードする
この3つの「首」は、皮膚のすぐ下に太い血管があります。
冷えると、冷たくなった血液が全身を巡ることに。
マフラーやレッグウォーマー、リストバンドで保護するようにしましょう。
耳も、外気に当たらないようにすると、寒さを感じにくくなりますよ。
●カイロを貼る
・筋肉量が多い太ももの前側
・太い動脈が通っているそけい部(足のつけ根)
・仙骨(腰の少し下、骨盤の大きな骨と骨を繋げている部分)
・背中の、肩甲骨と肩甲骨の間(「風門」というツボの位置)
この場所にカイロを貼ることで、身体が温まりやすくなります。
●湯船に浸かる
少しぬるめの温度のお湯に15~20分、
ゆっくり入ると、身体の芯から温まります。
暑いお湯やシャワーのみは、身体の表面しか温まらず、
後で冷えやすくなるので気をつけて。
住環境の問題で浴槽がない方は、少し熱めのシャワーを、
首の後ろ側に長めにあててください。
●筋肉を鍛える
筋肉が熱を作ってくれます。
特に、下半身の筋肉は、身体全体の60~70%を占めます。
スクワットを、無理のない回数から始めて、鍛えるようにしましょう。
※スクワットに慣れている方は、
つま先を上げた状態でチャレンジ!
ふくらはぎの筋肉も使うことが出来ますよ。
●締め付けの強い下着や服をなるべく着用しない
血行不良やリンパの流れが悪くなる原因となります。
※生理前や生理中だと、
発痛物質(プロスタグランジン)が多く出る原因に。
室内で過ごす時は、室温18℃以上&湿度50~60%で、
身体に負担をかけないようにしてくださいね。
IZATO整体院
村瀬 美幸