冷えから起こる様々な不調(2)

updated: 2025年2月20日

身体が冷えないようにするには、どうすればいいのでしょうか。

まずは、身体を冷やすような飲み物や食べ物を避けるのは大前提です。

温かい飲み物・食べ物(具だくさんの味噌汁やスープなど)、
身体を内側から温める食材(生姜・黒ゴマ・味噌・納豆・サツマイモなど)を摂るようにしましょう。

そのうえで、日常生活の中で意識した方が良いことが、

●末端のマッサージをする
  手足の指や耳をマッサージして、毛細血管に血液が届くようにしましょう。

●「首」「手首」「足首」をガードする
  この3つの「首」は、皮膚のすぐ下に太い血管があります。
  冷えると、冷たくなった血液が全身を巡ることに。
  マフラーやレッグウォーマー、リストバンドで保護するようにしましょう。
  耳も、外気に当たらないようにすると、寒さを感じにくくなりますよ。
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●カイロを貼る
  ・筋肉量が多い太ももの前側
  ・太い動脈が通っているそけい部(足のつけ根)
  ・仙骨(腰の少し下、骨盤の大きな骨と骨を繋げている部分)
  ・背中の、肩甲骨と肩甲骨の間(「風門」というツボの位置)
  この場所にカイロを貼ることで、身体が温まりやすくなります。

●湯船に浸かる
  少しぬるめの温度のお湯に15~20分、
  ゆっくり入ると、身体の芯から温まります。
  暑いお湯やシャワーのみは、身体の表面しか温まらず、
  後で冷えやすくなるので気をつけて。
  住環境の問題で浴槽がない方は、少し熱めのシャワーを、
  首の後ろ側に長めにあててください。

●筋肉を鍛える
  筋肉が熱を作ってくれます。
  特に、下半身の筋肉は、身体全体の60~70%を占めます。
  スクワットを、無理のない回数から始めて、鍛えるようにしましょう。
   ※スクワットに慣れている方は、
     つま先を上げた状態でチャレンジ!
     ふくらはぎの筋肉も使うことが出来ますよ。

●締め付けの強い下着や服をなるべく着用しない
  血行不良やリンパの流れが悪くなる原因となります。
   ※生理前や生理中だと、
     発痛物質(プロスタグランジン)が多く出る原因に。

室内で過ごす時は、室温18℃以上&湿度50~60%で、
身体に負担をかけないようにしてくださいね。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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