IZATO 整体院

昼食後にくる眠気…糖尿病予備軍かもしれませんよ(1)

お昼ご飯を食べてしばらくすると、強烈な眠気がくることはありませんか?

食べ物を体内に入れたことで、血糖値が急激に上がっているのかもしれません。

血糖値が急激に上がると、膵臓からインスリンが大量に放出され、血糖を下げてバランスを保とうとする働きが、体内で起こります。

急激に上昇した後、急激に下降する…
この時に強烈な眠気に襲われることになり、眠くてしかたがなくなるのです。

急上昇・急降下を繰り返す、この状態を 『血糖値スパイク』 といいます。

乱高下を繰り返していると、血管には大きな負担がかかり、傷つくことになります。

日々、繰り返されることで、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクが高くなります。
放置すると、膵臓の働きが悪くなり、糖尿病に移行するリスクが高いのです。

近年では、がんや認知症のリスクになるという報告も上がっています。

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眠気を起こさないようにするには、どうすればいいのでしょうか?

まず、一番大切なことは、
 『朝食抜きをしないこと』!

そして、
 『何を、どの順番で食べるか』 です。

寝ている間も、身体の中では修復が行われています。
食べ物の消化や、栄養素の吸収、
吸収した栄養素を、各臓器や筋肉へ分配したり、
眠りやすくしたり、朝が近づけば起きやすいように眠りを浅くしたり、
朝までトイレに行かなくても済むように、膀胱を広げたり…

身体は取りこんだ栄養素を使い果たして、空っぽの状態で朝を迎えるのです。

なのに、食べ物(栄養素)が入ってこないと、身体は無理をして頑張ることになります。
※でも、エネルギーは必要なので、筋肉を分解して使います。

そこに、ようやく昼食で食べ物が入ってくる…

身体は、必死で栄養素を吸収しようとします。
※そして、もし次に同じ状態が起こったときに備えて、備蓄(脂肪に変換)しようとするのですよー

必死に吸収しようとした食べ物が、糖質がメインのものだと、更に血糖値が上昇して…
急下降が起こって、眠くなって、となるのですね。

糖質は、身体を動かすためのエネルギー源なので、これを抜くことは決してしてはいけません。
(糖質制限ダイエットは、もってのほかです!)

摂り過ぎず、どのタイミングで食べるかを考えてあげることで、眠くならず健康を保てるのですよ。

『何を、どの順番で食べるか』は、(2)でお伝えしますね。
IZATO整体院
村瀬 美幸

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