昼食後にくる眠気…糖尿病予備軍かもしれませんよ(2)

updated: 2024年10月1日

血糖値の乱高下を防ぎ、昼食後に眠くならないためには、
 『朝食を抜かないこと』
が大切であると述べました。

では、『何を、どの順番で食べる』 と良いのでしょうか?

一番良いのは、和食です。

ワカメや野菜・キノコ類の入った味噌汁と、ご飯、卵・焼き魚や納豆が理想的です。

今まで食べていなかった方、
もしくは、野菜ジュース(ビタミン、食物繊維ゼロで糖のみ)や、
プロテインドリンク(消化吸収しきれない大量のたんぱく質)で済ませていた方や、
パン&コーヒー食だった方には、ハードルが高いですよね。

難しければ、慣れるまではインスタントの味噌汁で十分です。

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味噌は、発酵食品なので腸内環境を整えるのに役立ちます。
自律神経を落ち着かせる効果もあるのですよ。

まずは、味噌汁や野菜(ビタミン・ミネラル・食物繊維)、
次に、卵など(たんぱく質・脂質)から食べるようにして、
最後にご飯(糖質)を食べると血糖値の急上昇を防げます。

これは、昼食や晩御飯でも同じです。

ご飯はもち麦や大麦と白米が、1:2の割合のものだと、食物繊維がふくまれ、
昼食後の血糖値が穏やかになります。

【高血糖を防ぎやすい食材】
 ・海藻類(めかぶ・もずく)
 ・大麦、もち麦
 ・豆腐、納豆
 ・コンニャク
 ・鰹出汁
 ・サツマイモ
 ・里芋(カリウムがふくまれるため、腎臓に問題のある人は注意が必要)

【血糖値が急上昇しやすい食材】
 ・バナナ
 ・ジャガイモ

すぐに効果が出るものではありませんが、最低2週間くらい続けると変化がわかりやすくなります。
試してみてください。

〈注意〉
糖質が最後ならOKなんだ!と、ご飯を大盛りにしないでくださいね。
量がオーバーすると意味がないですよ。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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