寒くなって来て、温かい飲み物をよく飲むようになりましたね。
しかし、飲み物の中には、温かい状態で飲んだとしても、身体を冷やす作用が働くものがあるのです。
当てはまる飲み物を好んで飲んでいるのであれば、変更すると冷え対策になりますよ。
【身体を冷やす飲み物】
●緑茶(抹茶・玉露・煎茶・玄米茶などの不発酵茶)、コーヒー
カフェインが多くふくまれているためです。
カフェインには、末梢の血管を収縮させる作用があり、
内臓を冷やす働きがあります。
●牛乳、豆乳
ホットで飲むと、安眠効果があるので、寝る前に飲むことが多いのではないでしょうか。
しかし、これらは消化に時間が掛かるのです。
消化の工程で、多くのエネルギーを消費してしまい、体外に熱を放出してしまいます。
●麦茶
利尿作用があり、身体の余分な水分や熱を放出するのを助けます。
消化を助け、体内の熱を取り除いてしまうため、冬は温めても避けた方がいいです。
やはり、夏の飲み物なのですね。
●ウィスキー、焼酎
これらのお酒は、原料が「麦」なので、麦茶と同様に身体を冷やします。
一旦、体温が上がっても、酔いが醒めたときに反動がきて、一層冷えてしまいます。
【身体を温める飲み物】
●生姜湯
生姜には「ジンゲロン」・「ジンゲロール」という成分がふくまれています。
身体を温めたり、基礎代謝を上げたりする効果があります。
また、辛み成分の「ショウガオール」は、血管を広げて血流を良くしてくれます。
●ルイボスティー
身体の冷えを抑制する働きを持つ、「SOD酵素」がふくまれています。
●ゴボウ茶
血行を促進して身体を温める、「サポニン」という成分がふくまれています。
●ほうじ茶(炒ることで、カフェインが飛んでいます)
血行を促進して身体を温める、「ピラジン」という成分がふくまれています。
●黒豆茶
ポリフェノールの一種である「アントシアニン」がふくまれています。
末梢血管の血流を促す効果があるため、冷えやむくみ予防に良いです
●青汁
原料となる葉物類に、鉄分やビタミンE・B1などの冷えを抑制する成分がふくまれています。
●ココア
リラックス効果のある「テオブロミン」が、血流を促して冷えを解消します。
IZATO整体院
村瀬 美幸