【食物繊維】
腸内環境が悪化して、便秘・膨張感が出ます。
痔や大腸がんのリスクが高まることになります。
また、食物繊維は消化管をゆっくりと移動します。
そのため、満腹感が持続しやすくなるのですが、
不足しているといつもお腹が空いている状態になります。
血糖値の急上昇・インスリン抵抗性を引き起こす恐れがある。
コレストロール値が急上昇しやすくなる。
【ミネラル類】
・カルシウム
筋肉や全身の痙攣、身体のしびれ、疲労感、
皮膚の乾燥、脱毛症、湿疹、骨折、虫歯、
骨粗鬆症、動脈硬化、高血圧
・リン
脱力感、筋力の低下、食欲不振、骨の痛み、骨折、溶血
・カリウム…腎臓に問題のある方は、摂り過ぎに注意が必要
手足の力が入りにくい・だるさ、身体のこわばりつっぱり感、
筋肉痛、筋力の低下、食欲不振、呼吸困難感、不整脈
・硫黄…たんぱく質と一緒に摂取が出来る
ニキビ・水虫などの皮膚炎、吹き出物、爪がもろくなる、
脱毛・薄毛、動脈硬化、肝疾患
・塩素(稀)…食塩で摂取するので、ナトリウム不足と同時に起こりやすい
胃液の酸度低下による食欲不振、消化不良
・ナトリウム
吐き気・嘔吐、疲労感、頭痛、筋肉の痙攣、
食欲不振、意識障害
・マグネシウム
筋肉のコリ、身体の重だるさ、不眠
吐き気、筋肉の痙攣、不整脈、精神障害
・鉄
貧血、めまい、頭痛、集中力の低下、
動悸、息切れ、氷をかじりたくなる
・亜鉛
味覚障害、皮膚炎、舌痛症、脱毛、食欲不振
・銅(稀)…単体摂取は×亜鉛と一緒に摂る
骨粗鬆症、脱毛・薄毛、手足の感覚異常、
抑うつ、イライラする、怒りっぽい
・マンガン(稀)
不明
・クロム(稀)
疲れやすい、糖尿病、体重減少、動脈硬化、
コレステロール値の上昇
・ヨウ素
甲状腺の機能低下、思考力の低下、
乳幼児の身体的・精神的な発達不全
・セレン(稀)
筋肉痛、筋力の低下、爪の白色化、不整脈・頻脈、心不全
・モリブデン(稀)
呼吸・脈が速くなる、夜盲症、食道ガン
・コバルト(稀)…動物性食品にふくまれるため、制限していると起こりやすい
貧血、食欲不振、消化不良、手足のしびれ
どの栄養素も、身体にとって大切です。
お互いにバランスを取りあい、サポートをしながら身体をつくり、維持してくれています。
特に、ミネラル類に関しては、足りてないことが良くないというのは大前提なのですが、
どれかが多過ぎても、他のミネラルの働きが制限されてしまうことがあります。
現代の食事は選択肢が増えた結果、空腹を満たし、満足することが出来ていても、
慢性的に栄養不足におちいっています。
まずは食生活を見直し、いろいろなものを食べるようにしましょう。
それでも、足りない栄養素は、サプリメントなどで補うようにしてくださいね。
IZATO整体院
村瀬 美幸