日差しがあたたかくなって、紫外線が気になる季節になりましたね。
日傘やUVカットファンデーションなどで、紫外線対策をしている人は多いかと思いますが、眼からも影響があるのをご存じですか?
顔に日焼け止めを塗っても、目からの情報で、メラニンを作ってしまい、顔が日焼けするのです。
通常、紫外線の多くは角膜で吸収されています。
しかし、紫外線の波長によっては、眼球の水晶体や網膜にまで達してしまいます。
そしてダメージが蓄積していくと、さまざまな眼病を招きかねません。
紫外線が眼に与える影響について理解し、早めに対策をとることが大切なのです。
紫外線が眼におよぼす代表的な疾患は、3つ挙げられます。
【紫外線角膜炎】
大量に紫外線を浴びることで、角膜に炎症が起きた状態。
【白内障】
水晶体が濁り、視力が低下します。
【翼状片】
白眼の表面を覆っている結膜が、黒眼部分に三角状に覆いかぶさった状態。
「白内障」と「翼状片」は、長期にわたって紫外線を浴びてきた高齢者に多いとされています。
しかし、症状が進行すると、乱視や視力低下につながり、外科手術が必要になる場合もあるのです。
また、眼から入った紫外線の刺激は、眼の粘膜だけでなく、身体の皮膚にも及び、メラニンを作ってしまうのです。
気をつけているつもりでも、紫外線はうっかりあびてしまうもの・・
眼の健康を保つためにも、日焼け対策のためにも、UVカットレンズのサングラスをかけるなどして、普段から眼のUVケアを心掛けましょう。
ただし、サングラスは、色の濃いものは避けてください!
視界が暗いと、瞳孔が大きく開いてしまうので、紫外線が入りこみやすくなってしまいますからね。
大阪市浪速区難波 頭痛・顔ゆがみ矯正IZATO整体院