この衝撃の事実を論文で発表したのは南デンマーク大学医学部 クリステンセン教授
913組の双子を調べたところ、老けて見えた人の方が、7年後の死亡率(女性の場合)が1.9倍高いことが判明したのです。
【老け顔の人は早死にする危険性が高い】
老け顔の人は柔軟性年齢も血管年齢も低下している。
その原因は、身体の中にAGEが溜まっているからと考えられている。
AGEとは…
AGEは全身の老化を進め、早死にするリスクを高める真犯人
【AGEが身体に溜まるとどうなってしまうのか?】
・骨の場合AGEが溜まると茶褐色に変色
骨に圧力をかけると、AGEが溜まった骨は少ない力で折れてしまう
・目の場合
AGEが溜まることで目の細い血管が壊れやすくなり出血し、失明の危険性が高くなる
・老け顔の原因
AGEが原因の一つと考えられている
正常な皮膚の弾力繊維にAGEが溜まると、変形して弾力性を失ってしまう
そのため、押されると元に戻らずシワができたり、
皮下脂肪の重みに耐え切れず、たるみができてしまう
【AGEが身体の中に溜まる原因】
コラーゲン(たんぱく質)がAGEに変化する
⇒たんぱく質に糖分がくっつくと、老化を早める物質「AGE」になる
糖分が全身のコラーゲンにくっつくと、AGEに変化し、全身の老化が通常より早く進んでしまう
特に問題となるのが「血管」で、血管の壁を覆うコラーゲンに糖分がくっつくと、
しなやかだった血管壁がカチカチになってしまう(動脈硬化)
動脈硬化により、脳梗塞や心筋梗塞といった病気を引き起こすこともある
【AGE年齢が高くなる原因】
1.血糖値が高い
⇒食事をすると、血液中に糖分が増加し、エネルギーとして使われる
しかし、食事の摂りすぎなどで糖分が余ってしまう、とたんぱく質とくっついてAGEになってしまう
血糖値が高い人は、自身で身体の中で大量のAGEを作っている
2.AGEを多くふくむ食品を食べている
⇒AGEは身体の中で作られるだけでなく、ほとんどの食べ物にふくまれている
続きは老け顔の人は早死にする2をお読みください。
村瀬美幸