健康ココアの原料はチョコレートと同じカカオ豆ですが、チョコレートが砂糖や脂肪分などを加えて作るのに対し、粉末ココアは脂肪分を取り除いてあります。
また、お茶やコーヒーは抽出液になりますが、ココアの場合そのまま溶かして飲むため、栄養素を余すことなく摂取することが可能です。
これらの栄養素に様々な効果が期待できるのだそうです。
●抗酸化作用
紅茶やコーヒーといった嗜好品に比べてポリフェノールを多く含みます。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、体内の活性酸素を取り除いて、血管の老化を抑える作用があります。 美肌効果も期待できるそうです。
●リラックス効果で副交感神経を優位に
身体を司る自律神経。 この自律神経が乱れると、ホルモンのバランスを崩したり、体温調節が上手くできなかったり、便秘の原因になったりと様々な悪影響を及ぼします。
ココアに含まれるテオブロミンという成分がリラックス効果をもたらすのではないかと言われています。
テオブロミンはカフェインと似た成分ですが、カフェインよりも穏やかに作用しますし、副交感神経の活性が高まるのだそうです。
●食物繊維が豊富
リグニンという不溶性の食物繊維が含まれていて、便のかさを増やして腸に刺激を与えます。
●冷え性に効果あり
温かいココアは他の飲料に対して、温度が上昇してからの時間が長く継続し、ショウガより持続効果が高いのです。
実験でショウガの方が体温を上昇させるのが早いけれど、ココアの方が体温低下を抑えれる結果が出ています。
●抗菌作用にも期待
2週間ココアを飲用する臨床試験で、口腔内の歯周病関連菌の数と、呼気の口臭成分の減少を確認。
また、ココアに含まれるカカオFFAという成分は、ピロリ菌の除菌療法の補助としても注目されています。
大阪市浪速区難波 頭痛・顔歪み矯正IZATO整体院