旅行や帰省で、電車や車に長時間乗ることが多くなるときってありますよね。
ですが、乗り物酔いをする子供にとっては、ツライものです。
原因は、まだハッキリしていないそうです。
が、目から脳へと入る位置情報と、内耳などで感じる、上下左右の回転速度や、傾きなどの情報に、ズレが生じることから始まるのではないか、と言われています。
この情報のズレが、脳内の快・不快にかかわる部位へと伝達されることによって、不快感や不安感を感じて、自律神経系の反応が不安定になります。
結果、冷や汗、むかつき、生つば、生あくび、頭痛、吐き気、嘔吐といった症状が現れるのです。
【乗物に乗る前の対策】
・前日は早めに寝て、十分に睡眠をとる。
・脂肪分の多い食事をとらない。
・空腹や食べすぎはダメですので、ほどほどの量を食べること。
・乗る前に排便はすませておく。
・キツイ下着やベルトは避け、ゆったりとした服装を心がける。
・厚着はしない。
冷房による冷えが気になる場合は、重ね着するなどして、脱ぎ着出来るようにしておくと調整しやすいですよ。
・不安が強い人は、事前に薬を服用しておく。(乗る30分前に飲んだほうが良いです)
乗り物に乗ってからは、脳につたわる位置情報や、加速度など情報の変化を小さくして、ズレをおさえることが必要になります。
【乗り物に乗ってからの対策】
・遠くの景色をながめる。
・進行方向が見える、前のほうに座る。
・乗り物内で、頭をグラグラ揺らさない。
・呼吸は深く、ゆっくりと行う。
・窓を開けて、風にあたる。
それでも気分が悪くなってしまったら、早めにシートを倒すか、横になって安静にしましょう。
大阪市浪速区難波 小顔矯正IZATO整体院