これまで更年期は、女性に特有のものだと考えられてきました。
しかし近年、男性ホルモンである「テストステロン」が減少することによって、
男性にも、心とからだに、女性の更年期障害と同じような症状が現れることがわかってきました。
つまり、男性にも、更年期とよべる時期があるのです。
男性で、更年期障害の症状があらわれる人の多くは、45歳から65歳の働きざかりが中心です。
その中でも、とくにストレスをためこみやすい人に、発症しやすいのです。
ですが、まだあまり世間では、広く知られてはいません。
そのため、疲労やストレスのせいだと決めつけ、無理を重ねて悪化させたり、
周囲に理解してもらえずに、悩みをかかえてしまうことも少なくないのです。
男性の更年期が、女性の更年期と違うのは、おだやかに始まる点です。
女性の場合は、閉経に向けて、女性ホルモンが急激に減少するので、さまざまな変化がハッキリと現れやすく、更年期と理解しやすいです。
それと比べると、男性の場合、青年期を超えてからの男性ホルモンの分泌は、ゆるやかに低下していくため、あまりハッキリしないのですね。
また個人差も大きいのが特徴です。
そのため最初は、疲れやすい、疲れがとれにくい、といった症状からあらわれはじめるので、本人も周囲も気付きにくい傾向があります。
疲れがとれにくい状態が長引くようだったり、気持ちとのバランスがとれず、つらい状態が続くようでしたら、
もしかしたら・・・と考えてみてください。
大阪市浪速区 難波 顔歪み矯正IZATO整体院