坐骨神経痛

updated: 2020年11月9日

座骨神経痛とはお尻やふともも、ふくらはぎなどの筋肉がつる、傷むなどの症状の事を指しています。

お尻が痛い、太ももや足がしびれる、突っ張るなどの症状はありませんか?

もしかしたら、坐骨神経痛かもしれません。

ここでは原因と対策について詳しく説明します。


この記事の目次


坐骨神経痛の定義


坐骨神経痛の原因


坐骨神経痛の症状の現れ方


坐骨神経痛の定義

坐骨神経とは脊髄から枝分かれして下肢に伸びる神経で、下肢の知覚や運動をつかさどっています。

坐骨神経は人体の中で最も太くて長い神経です。

脊髄から枝分かれした神経は椎間孔という穴から出て、坐骨神経を構成します。

腰からお尻、太ももの後ろ側を通り、枝分かれしながら足先までつながっています。

神経根が何らかの病変によって圧迫されると、お尻や太ももの後ろ側に痛み、突っ張り、しびれなどが出現します。

これを「坐骨神経痛」と呼びます。

足の痺れ


坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛は病名ではなく症状のことです。


原因の一つに椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症があります。


お尻の筋肉によって坐骨神経が圧迫される梨状筋症候も原因の一つです。

他にも、骨盤や仙骨、背骨の歪みも坐骨神経痛の原因になります。

股関節からくる痛みと、坐骨神経痛は間違えやすいので、注意が必要です。

カイロプラクティック検査


坐骨神経痛の症状の現れ方

坐骨神経は第4腰椎の下側から仙骨までの5対の椎間孔から出て、下肢へ伸びています。

症状は、神経に沿って現れるため、どの神経根が障害されているかによって、症状の現れる部位が異なります。

第4腰椎と第5腰椎の間の神経根が圧迫されると、お尻、太ももの裏側から、外側

すねの内側、足の親指の内側と続く部分に症状が現れます。

第5腰椎と仙骨の間の神経根が圧迫されると、お尻太ももの裏側、すねの外側から前側、足の甲

親指~第4指に症状が現れます。

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