食生活から見直す花粉症対策

updated: 2025年4月3日

スギ花粉はピークを越えましたが、今からヒノキ花粉がピークを迎えます。

ヒノキ花粉が治まれば、今度は黄砂が飛来するようになります。

まだまだ、アレルギーの症状は治まりそうにありませんね。

花粉症は、身体が無害な花粉を有害と勘違いして、過剰に反応し、体外に排出しようとして起こります。
身体のアレルギー反応の一つなのです。

現在、花粉症の治療は、

●抗ヒスタミン剤 ステロイド剤の服用

●鼻の粘膜を焼く

●舌下減感作療法

などがあります。
いずれも対処療法で、「花粉症が治る」というものではありません。

これらの対処療法は、身体にとって必要な免疫機能をセーブすることになります。

「花粉症を治す」ためには、環境や生活習慣を整え、『体質を改善すること』 が必要なのです。

体質改善のポイントはこれです!

●たんぱく質を摂る
  日本人の腸は、乳製品にふくまれる 『乳糖』 を消化できない体質のかたが多いです。
  肉・魚・卵・大豆…
  同じものを毎日食べ続けないようにしながら、まんべんなく摂るようにしてください。

●腸内環境を整える
  善玉菌(乳酸菌)を増やすこと、食物繊維を摂ることが大切になります。
  ヨーグルト…ではなく、『乳酸菌』 『ビフィズス菌』 が身体に良いのです。
  漬物やキムチで!
  苦手な方はサプリメントで摂りましょう。

●ビタミンDを摂る
  免疫細胞に直接働きかける、重要な役割をもったビタミンです。
  風邪やインフルエンザなどにかかる率が減ったという研究報告もあります。
  一日に10~15分くらい日光を浴びましょう。(身体の一部で構いません)

●ビタミンA、上質な脂質(オメガ3)、女性は 『鉄分』、男性は 『亜鉛』 を摂る
  ビタミンDの働きを高め、身体の免疫機能の状態を更に良くしてくれますよ。

●糖質を控えめにする
  胃や腸で消化しきれなかった糖質は、大腸で悪玉菌のエサとなります。
  腐敗し、腸内環境が悪化するからです。

ちょっとした工夫を、コツコツと続けていくことで、体質は改善することが可能です。

実行したことで、実際に良くなった!との報告をしてくれたかたもいらっしゃいます。
頑張って、花粉症に悩まされないからだ作りをしていきましょう!

IZATO整体院
村瀬美幸

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