ヒートショックは若い人でも起こる①

updated: 2024年12月21日

寒さが一段と厳しくなってきました。

この時期、注意が必要なのが 『ヒートショック』 です。

室温の急激な温度差によって、血圧が乱高下したり、脈拍が変動する現象です。

主に、
 暖かい室内(血圧が安定している)
    ↓
 寒い脱衣所(血管が収縮して、血圧上昇)
    ↓
 裸で寒い浴室へ(血管収縮が加速して、さらに上昇)
    ↓
 温かい湯船に浸かる(血管が拡張して、血圧が低下)
    ↓
 湯船から立ち上がる(水圧から解放されて、血管がさらに拡張・急降下)
    ↓
 寒い脱衣所に出る(血圧が急上昇する)

といった中で起こりやすくなります。
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注意が必要なのは、一般的には
 ・65歳以上
  (血管が硬くなってきており、血圧の変動に伴うリスクが大きい)
 ・高血圧
  (血圧が変動しやすい傾向にあるため)
 ・生活習慣病の持病がある
  (糖尿病や脂質異常症の持病のある方は傾向が高い)
 ・飲酒後の入浴
  (血圧が下がりやすくなるため)

症状は、一時的に脳への血流が減少することで、立ちくらみやめまいが起こります。
意識が遠のくことも…

意識障害が、湯船に浸かっている時に起これば、溺れることもあるのです。

心疾患を抱えていれば心筋梗塞や、場合によっては脳梗塞の危険もあります。

そして、注意が必要の項目で、65歳歳以上と述べましたが・・・
実は、若い人も注意が必要なのですよ。

その理由と対策は、次回お伝えしますね。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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