『寒暖差疲労』に注意(1)

updated: 2024年11月19日

ここ最近、気温の変化が激しいです。

朝晩と日中の差もありますし、汗ばむ日が続いたと思うと、急に北風が強くなって初冬の寒さになったり。

日中と朝晩の冷え込みや日替わりの気温差、室内の暖房と屋外の寒さの落差によって、気温に7~10度の差があると、
体温を保とうと調節する働きだけで、内臓に大きな負担がかかります。

この負担が積み重なることで、自律神経が疲れてしまうのです。

このことを 『寒暖差疲労』 といいます。

この中で当てはまる項目はいくつありますか?

【チェックリスト】
 ・夏の暑さも、冬の寒さも苦手だ
 ・エアコンが苦手で、体調が悪くなりやすい
 ・顔や全身がほてりやすい
 ・自分だけが、寒かったり暑かったりすることが多い
 ・季節の変わり目に、体調を崩しやすい
 ・手足が冷たく感じることが多い
 ・冬は、身体が冷えて寝つきが悪い
 ・寒くなると、機能性保温下着が手放せなくなる
 ・温度変化がない環境に、長時間いることが多い
 ・身体がむくみやすい
 ・熱中症、もしくは、それに近い状態になったことがある
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もし、4つ以上当てはまるのであれば、寒暖差への耐性がかなり低いです。

上記の項目の他にも、
 ・痩せている、皮下脂肪が少ない
 ・血圧が低い、貧血気味
 ・食事の量が少ない、偏食がち
 ・運動をあまりしない
 ・座っている時間が長い
 ・生活リズムが不規則
 ・ストレスを溜め込みやすい

なども、寒暖差に弱い原因となります。

自律神経は、ほかにもさまざまな働きを身体の中で行っているのですが、
体温調節だけで疲労してしまうと、身体にいろんな不具合が起こってきます。

【寒暖差によって起こる症状】
 ・頭痛、肩こり
 ・イライラする
 ・不眠、めまい
 ・疲労感、倦怠感、だるさ
 ・皮膚のかゆみ
 ・風邪をひきやすい
 ・腹痛、下痢、頻尿
 ・むくみやすい

冬になってくると、日照時間が短くなることから、幸せホルモンのセロトニンの作られにくくなり、
やがて、気分の落ち込みも起こるようになってきます。

放置していると、うつの原因にも…

セルフケアで、寒暖差に強くなる身体作りをしましょう。

自分で出来ることは、次回お伝えしますね。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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