隠れ脱水症になっていませんか

updated: 2023年6月13日

蒸し暑くなってきましたね。

外を歩いているときは、汗をじんわりとかくようになってきましたが、
乗り物に乗る・建物に入ったときに、冷房が効いているようになりました。

快適かもしれませんが・・・このときに『隠れ脱水』が起こりやすくなるのです。

『隠れ脱水』は、熱中症の一歩手前の症状です。

冷房や除湿された環境にいると、汗をかいていてもすぐに乾いてしまいます。

そのため、体が水分不足におちいっていることに気づかなくなるのです。

熱中症まで進むと、初期にはめまい・立ちくらみ・顔のほてりなどの症状が出るので、自覚しやすいです。

しかし、隠れ脱水の段階では、

 ●なんとなく体がだるい
 ●食欲がわかない
 ●疲れやすくなっている

このくらいの体調不良のため、気づきにくいのです。

隠れ脱水かどうかを判断するには、薬局で売られている「経口保水液」を利用します。

経口保水液は、塩分と少量の糖分がふくまれた水で、薄いスポーツドリンクのようなものです。
”飲む点滴”と言われています。

この経口保水液を口にふくんだ時の、「味の違い」が大まかな目安となります。

 ●しょっぱく感じる → 隠れ脱水ではない
 ●甘く感じる、無味に感じる → 隠れ脱水の危険あり

水分と一緒に塩分も失われているため、経口保水液の塩分を感じにくくなっているためです。

経口保水液は家庭でも簡単につくることが可能です。

 ・ 水  500ml
 ・砂糖 20g(大さじ2)
 ・ 塩  1.5g(親指と人差し指で一つまみ位)
 ・レモン汁 大さじ1(飲み心地をさっぱりさせるためなので、なくてもよい)

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市販のスポーツドリンクは、口当たりを良くするために糖分の配合率が高くなっています。
この判断には適しません。

塩分濃度が高いので、心臓・肝臓・血圧などの病気で、塩分摂取をひかえないといけない方は、医師と相談してから使用してください。

人間は、じっとしていても体から水分が失われています。
こまめに水分を補給してあげることが、大切なのですよ。

汗をかくことで、体からミネラル分も失われています。
真水ばかりでなく、一日にコップ1杯程度はスポーツドリンクなどを飲んで、ミネラルを補給してくださいね^^

IZATO整体院
村瀬 美幸

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