女性であれば、誰もが迎える『閉経』
閉経の前後5年くらいを、『更年期』と呼びます。
そのうち、4人に1人が、深刻な『更年期障害』を患うといわれています。
更年期に辛さを感じずに乗り切るには、どのような事に気をつければ良いのでしょうか?
更年期に差し掛かると、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の両方が減っていきます。
排卵・生理があるときのような、リズムが無くなっていくのです。
この2つのホルモンが、急激に減ることで更年期障害が起こることは、よく知られています。
実は、ホルモンの減り方に、落差があることでも症状は出るのです。
両方のホルモンが、同時に、ゆっくりと下がっていくことで、辛い症状を乗り切りやすくなります。
【低ホルモン状態によって起こる症状】
・スタミナ減少(体力がなくなっていく)
・筋肉量の低下
・ブレインフォグ(頭に霧がかかったような状態)
・頭痛
・不安障害、うつ、パニック障害
・口の乾燥
・耳鳴り
・筋肉痛、関節痛(四十肩・五十肩)
・性欲減退
・消化の問題、過敏性腸炎
・ホットフラッシュ
・不眠
・膀胱炎、尿路感染、膣乾燥
・体重増加(お腹周りに脂肪がつく)
・記憶力の低下
・髪の毛が薄くなる
・肌が弱くなる(服の材質や縫い目の当たりが気になる。乾燥による痒みなど)
・高血圧、心臓病(心臓病リスクは、閉経後は5倍に)
・骨粗しょう症(2人に1人・骨粗しょう症が原因での骨折は3人に1人)
・認知症
当てはまる症状はありませんか?
次回は、ホルモンが減少する原因と対策についてお伝えしますね。
IZATO整体院
村瀬 美幸