口呼吸を鼻呼吸に変えるには、意識して改善していく必要があります。
【寝ているとき】
いびきをかく、歯ぎしりをしている、起きた時にのどが乾燥して痛い、口の中がネバネバするに当てはまる人は、就寝中に口が開いていることが考えられます。
この場合は、唇に貼る『いびき防止テープ』が有効です。
口を閉じた状態で、中央部に縦に貼ります。(口全体を覆わないように!)
サージカルテープでも代用可能ですが、唇が荒れないように気をつけてください。
【日中・フェイス編】
口呼吸になっている人は、口周りの筋肉が衰えています。
咀嚼筋や舌筋を鍛えることで、舌が上あごについた状態を保ちやすくなります。
フェイスラインが引き締まり、頬骨の位置が引き上がっていきます。
リンパの流れも良くなって、スッキリとした顔に変わりますよ。
●口を大きく動かす
「あー・いー・うー・べー(舌を思いっきり下方向へ伸ばす)」と動かします。
出来るだけ、大きく。(声は出さなくてもいいです)
一つの発音に4~5秒かけて、ゆっくりと。
一日3セットは行うようにしてください。
●ガムを噛む
左右の奥歯でガムを噛みます。
どちらか、噛みにくい方があれば、
そちら側で多めに噛むようにして、バランスを整えてください。
しっかり噛めるようになったら、ガムを上あごの中央辺りに、
舌でギュッと押し付けて、ガムをくっつけます。(3~5秒程度)
押し付けたガムが薄く広がるように、舌を動かします。
ガムを舌で上あごに押し付けたまま、つばを飲み込む。
(難しければ、最初はガム無しでやりましょう)
●食事の際に、しっかりと噛む。 一口で30回噛むように!
●硬い物を噛む・噛みちぎるときは、いつも同じ片側で噛むのではなく、
前歯を使うようにする
IZATO整体院
村瀬 美幸