体が硬いと腰や膝を痛めやすく、ケガも増えてしまいます。
体が硬くなるのには脳からの信号が関係しています。
関節に外から大きな力が加わると、必要以上に反り返らないよう、筋肉を緩めるように体が自然に反応する(伸張反射)ためです。
筋肉は緩んでいるように見えても、完全に緩んでいることはありません。
脳から常に筋肉を縮める信号が出ているのです。
さらに、筋肉をつくる筋繊維の周りにはコラーゲンで出来た「結合組織」があります。
筋肉を使わないとこの結合組織が増えます。
それによって筋肉はますます伸びにくくなってしまうのです。
ゆっくりとしたストレッチをして筋肉をほぐすようにしてください。
各動きは20~30秒かけること!
そして一つの動作が終わったら、ゆっくりと元に戻してから次の動きを始めます。
筋肉を意図的にゆっくりと伸ばして緊張を解き「伸ばしても大丈夫」と脳に学習させるとともに、結合組織を減らして筋肉を動きやすくするのが目的です。
毎日続けることで柔軟性は高まります。
※医師の診察を受けた方が良い兆候
1.腰痛のきっかけがハッキリしない。
(重い物を持った、重労働をした、普段から腰痛、肩凝りが無いなど)
2.腹部や側腹部、肋骨の下などが痛い。
3.発熱がある。
4.食欲がない。精神的ストレスが多い。
これらの兆候がある場合は、筋骨格系以外の問題(内臓や全身性の病気など)も考えられます。
医師の診察を受けたうえで、カイロプラクテックや整体などの治療を受ける事をお勧めします。
昔は「いちにのさん!」と反動をつけて柔軟体操をしていましたが、現在の理論ではそうしたやり方は筋肉や腱を痛めるのでよくないとされています。
ゆっくりと、楽に呼吸できる範囲で筋肉を伸ばしてくださいね!
大阪難波 顔歪み矯正IZATO整体院